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[10月02日#1] やはりブラームスだ! [音楽と感動]

[10月02日#1] やはりブラームスだ!

ソプラノの谷上さんの後援会「プリマの会」の後援会長をしている。懇親会が錦である、
そこで演奏の日だ。朝からヴィオラの練習が入る。厳しい視線に耐えたいが雑念だらけ。
2回ほど通して一汗をかき終了。これより良ければよいと考える。会場でもリハーサル。

ウィーンでドイツ歌曲を学んで帰国。以来幅広く活躍され最近は歌唱の指導もしている。
先日放送されたNHKの昼前の生放送の番組で作曲家の平田聖子さんの新作品を歌った。
その後、東別院のホールで東日本大震災のチャリティコンサートでも満員の聴衆に歌う。

会場に着くと既にリハーサル中。なんとクラリネットのいい響きが聞こえるではないか。
堤さんだ。谷上さんや平田さんらとMiaの会のメンバーで毎年クリスマスには演奏会。
宗次ホールでも予定が入っている。困った。今日やるブラームスは原曲がクラリネット!

ソナタだ。ドイツ歌曲にマッチする曲として選んだ。夢見るような憧れを感じさせる曲。
但しピアノは猛烈に難しい。テンポは変則リズムで情熱的に動き回りメロディは甘美だ。
ブラームス特有の随所に出て来る3連音符は日本人泣かせだが彼の魅力の一つでもある。

堤さんとはよくお目にかかる。先日サロンで「ビロードのうさぎ」の演奏を披露された。
童話を小塚憲二さん作曲のクラとピアノのメロディとセリフで映像とコラボする作品だ。
さらに白川ホールであったモーツァルトの演奏会でも吹いて居られた。これはおはこだ。

ピアノが大曲でありブラームスがヴィオラ用に改造したことなど話して激励してくれる。
大分それで気が楽になる。もう一つ気懸かりがある。スピーチだ。何を話すかが重要だ。
平田さんが強敵だ。今や説法がご専門なほどだ。親鸞上人の言葉を歌曲や合唱曲に作曲。

洋楽と和楽と念仏の融合だ。それでいてジャズのアドリブやスイングのセンスも抜群だ。
大勢の参加者だから、腹を括って総合的に最近まとめた結論だけ簡潔に話すことにした。
曰く、漣(さざなみ)のコミュニケーションが自己を観るための鏡だと。理解は無理だ。

弦楽器のビブラートとクラリネットのノンビブラートの中のビブラートは時間がかかる。
聴いて比較して貰うしかないから指摘をする。谷上さんの独唱は相変わらず素晴らしい。
その直後に会長特権の演奏だ。参加者には申し訳ないが我慢の時間。たっぷり楽しんだ。

合唱もおしゃべりも終始和やかな雰囲気で料理も美味しく酔いも程よく回りいい気持ち。
思えばよくぞ練習したものだ。しかしやればやるほど課題が出て来る。芸術は奥が深い。

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