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[2013年09月10日] 音楽の魅力を探ると歌声の共感に [脳の仕組み]

[2013年09月10日] 音楽の魅力を探ると歌声の共感に

一昨日の日曜日はソプラノ歌手の谷上節子さんの後援会で会長挨拶をした。
例年ならヴィオラを弾く所だが今年は肩を痛めて代わりにピアノを弾いた。
その練習もあり何を話すか色々と思いを巡らしているうちに声楽と閃いた。

この懇親会にはNHKカルチュア教室の女性コーラスの方々も見えて歌う。
更に谷上さんが属するMiAの会のメンバーが3人も応援して下さってる。
特に作曲家の平田聖子さんはピアノ伴奏を受け持ち自作の作品を弾かれる。

目下、認識論をテニスに応用してなぜ上達しないかを執筆中だが関連する。
声の認識の方が目の認識より数ヶ月早いことが知られているし実例も多い。
生まれる前に名前を付けて呼びかけていると生まれてから呼ぶと反応する。

泣いて寝ない赤ちゃんの耳元でポリ袋をくしゃくしゃさせると忽ち寝付く。
声の威力はまだまだある。カーテンの陰で落語家、坊さん、狂言家が話す。
五十名ほどの幼児がお母さんの膝で聞く。誰の声に最も反応するだろうか。

なんと狂言師の甲高い声に殆ど全員の子供が耳を傾けて良く聴こうとする。
声の主が見たいのだ。さあここだ。一体誰が見たいし、聴きたいのだろう?
私に決まってる!だって私しかいないもの!しかし真実は違っていたのだ。

生き物は自律システムつまり自分で周囲の環境を認識し判断して行動する。
体を作っている器官はいろいろな分け方があるが筋肉の制御が分かり易い。
心臓や肺は眠っていても動いている。不随意筋による不随意運動のお陰だ。

眼球を動かす神経は中脳から出ている。中脳は自律神経を配線する根元だ。
一方で、随意筋を意のままに動かす仕組みは小脳によって支えられている。
なぜ二つの系統があるのかの答えを進化の過程から数理科学的に発見した。

宇宙を支配する法則はエネルギーに関係があり量子論によって説明される。
物質が多様化し化学反応や重力により構造を作り出す。有機体が生まれる。
DNAによって組織化して真核生物が出来ると環境に応じて進化を続けた。

たった1個の受精細胞から何百億個の細胞が複製され組織に組み込まれる。
なぜ膨大な数の細胞が協調して働くのか。そこに謎を解く鍵が隠れていた。
同期しているからだ。歌声はまさにその証明だ。同期し協調し合って響く。

大勢で歌っていても聞いていても安らぎを感じ共感する。生きている証だ。

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