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[2013年08月09日] なぜ被爆国の犠牲を無視するのか [本能]

[2013年08月09日] なぜ被爆国の犠牲を無視するのか

今日は広島に続き長崎に原爆が投下されてから68年目になる日だ。
真珠湾攻撃の約2週間後に生まれた私は物理を専攻した。
なぜトルーマンは2個の原爆を投下させたのか?

その謎を追い続けて半世紀、遂に概要が分かって来た。平和はない!
商人根性が根底にある。資本主義の世界だ。だからキリスト教なのだ。
科学がこれだけ進んだ国だ。日本に攻撃させて第2のアラモにしよう。

歴代のどの支配者であれ征服欲がエスカレートする。道義的責任などない。
英雄から程遠いほど英雄になりたいのだ。彼が水爆実験成功に歓喜した。
ルーズベルトの急死で大統領に就任して目玉が欲しい。そこで案を練る。

3人組でひねり出した案。人間の本能の悲しい性は地獄へ向かう呪われた火。
生存本能が成せる業は闘争本能にも家族愛にも化けるが英知に進化した。
今では進化を疑う者はいない。猿から1組の染色体が無くなってしまった。

それに書いてあったのは尻尾を作る設計図だった。尻尾が無くなってしまった。
尻尾を作る代わりに細胞複製したニューロンを大量に脳に送ることになる。
これが2本足走行のバランスや手の指、声帯の発達を促して人間になる。

知能を飛躍的に高めた人類だが、皮肉なことに英知が裏目に出るのだ。
元々警戒心が強いオポッサムのような哺乳類を祖先に持つだけに疑うのだ。
これが科学を推進する原動力だ。そして科学者を集めて原爆を作った。

資金提供は資本家だ。儲かるのか?原子力事業は確実に儲かる。
反共を掲げて自由競争として核競争を推進、さすが読みは深い。超大国。
しかし、疑う科学の心はエスカレートして疑心暗鬼に進まざるを得ない。

なぜなら心は読めないからだ。愛の国なのに離婚だらけだ。誓いは何処に?
先が読めないのが商人の世界だ。信用や信頼、協力、慈善など偽善の塊だ。
長崎のプルトニウム爆弾は商用核戦略のデータ収集のための人体実験だ。

情報を隠蔽すると不自然な空白が生まれる。それが真実を物語るのだ。
東電がなぜ情報を隠すかも同じだ。地震で配管が壊れたのを隠さ為だ。
隠す必要があるから隠す。経産省の安全神話の流布の責任も問わず。

自衛隊を日本軍にしても庶民革命に進むことになるかも。どうする?
日本が唯一の被爆国である過去を忘れようとしても今度は加害者側だ。
署名しない意図はこうしてどんどん明らかになって行く。地震が来なくても。

規律や掟が厳しいほど組織のトップが強化に力を入れている証拠だ。
だが破る者が出る。規律や掟は守れないから作るので強要するからだ。
組織化は名声欲を煽るが平和では英雄など不要だ。スポーツが代わりをする。

トルーマンの人間が分析されても大統領の地位を下げたくないから公表されない。
長崎のプルトニウム爆弾の人体実験を隠蔽する策謀も同様に闇のままだ。
組織のトップの命令は全て録音でもしない限り、歴史に埋もれて責任を逃れる。

おかしな指導者を戴いたからだでは手遅れだ。為政者を監視する必要がある。
でないと庶民が金で買われて資本家や体制や権力側に雇い入れられる。
そして大衆を取り締まる。資本家は隠れて陰で糸を引くだけでよい。

情報化社会は囮作戦や偽の情報で騙し合うのが普通で盗聴は当たり前だ。
警戒心が疑心暗鬼を生み、高い知能がその対策を考え出す。ジレンマだ。
米国がテロを警戒して個人情報を集めていることが明らかになったではないか。

オバマ大統領がどの国でもやっていると開き直ったが孤立は免れない。
自由の国の筈がロシアに身柄引渡しを迫り亡命を許さない国家機密漏洩罪。
共感が団結の基本にあり家族愛が宣伝に使われるのに矛盾するからだ。

これでは核軍縮など到底期待出来ないばかりか脅しに出るのも危惧される。
トルーマンがかつてやったように。武器を持つと威張りたくなるのだ。本能だ。
核兵器ばかりか原発の売り込みを強要する資本家が日本を陰で操る構図だ。

郵便局の米資本の保険を扱うのも核資本家の長期見通しと読めないか。
福島の汚染水の海への流出も選挙が一段落した後にと中々芸が細かい。
証拠が無いことは言うな?情報化社会は証拠が無いと怪しむべきなのだ。

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[2013年08月06日] なぜ原爆を落としたか [本能]

[2013年08月06日] なぜ原爆を落としたか

今日は広島に原爆が投下されてから、68年目になる日だ。
真珠湾攻撃の約2週間後に生まれた私は物理を専攻した。
なぜトルーマン大統領は2個の原爆を投下させたのか?

そう訊かれて彼は先代のルーズベルトの遺志だとうそぶいた。
違う!政治家は本当のことなど決して言わない。嘘つき人間だ。
数理的脳科学の視点から人間の言動を眺めると見えて来る。

本能と知能が絡んだ問題だ。なぜ戦争が起きるかの理由も同じだ。
国益こそ国民の目を逸らす政治家と官僚の隠れ蓑になる言い訳だ。
反対に国民の大半は現状維持を好み、騙され易いお人好しだ。

なぜ庶民や大衆が貧しいか、労働力と兵力を補給し働かせる為だ。
それを諦めさせるために宗教をうまく利用する。全て目的があるのだ。
人は死ぬ。葬儀は必須の儀式だ。人間の尊厳を儀式で確かめる。

あらゆる機会を捉えて集団は共感を共有しようとする。本能だ。
その根底には裏切らない、嘘を付かない、信頼などの安らぎ願望がある。
共感を共有出来る仲間同士で組織化すれば固い結束が得られる。

しかし、人間が進化した歴史には厳然と好き嫌いが備わっていた。
元は男女の配偶者選びであったのが富の多い少ないに移行する。
生存本能が学習能力と生産加工、地の利、労働力などと結び付く。

家族愛が共感の原点の筈が、政治はそれを人質として支配に使う。
国民を煽ることが政治家の常套手段だ。外国に目を向けさせる為だ。
なぜ可能か?人は支配欲と支配される欲を併せ持っているからだ。

だから庶民には為政者は指導者に見える。民主主義の盲点だ。
政治家は資本家と結託しマスコミを使って情報操作が出来る立場にある。
共感を破ると庶民が集団から追い出す。疑うのはいけないと宗教で縛る。

信じなさい。科学はどこまでも疑い抜く学問だから宗教は科学が嫌いだ。
人間は本能として警戒心が強い。高い知能と結び付いて疑心暗鬼を生む。
トルーマンと彼のブレーンは英雄主義で名声を得たかった。策謀にも強い。

あれだけ心理作戦に長けた米人を動かして世界を核競争に向かわせた。
恐らく日本人大衆はこの先もずーっと騙され続けるだろう。それが美徳だから。
自分が最低でも二つの人格から出来ていると思ったら精神分裂と思われる。

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[2013年08月02日] 脳の秘密について出版を考える [脳の仕組み]

[2013年08月02日] 脳の秘密について出版を考える
August 2, 2013. Dreaming the bestsellers about the brain secrets.

頭の良くなる方法が分かったので本にしようとしている。
問題は出版社だ。
I found how to become wizer and am writing books thinking to publish.
Is there any publisher who is interested in?

頭が悪いとはどう定義しますか?
狡猾は?善悪は?麻生元首相は?宗教は?
トルーマンは?などと考えられますか?
Can you define foolishness, stupidity, and wisdom?
How about guile, good and evil, religion, Truman, and so on?

何故音楽やテニスやスキーが上手くならないかの理由が分かったので本にしようとしている。問題は出版社だ。
I found why people cannot improve music, tennis, and skii and am writing books thinking to publish.
Is there any publisher who is interested in?

日本語で出すか英語で出すのが先か思案中だ。同時出版かも。
I'm thinking which is better to publish the Japanese version first or the English.
It would be possible to publish them at the same time.

どなたかいい案があればご教示ください。
内容は全ての学問に関わるものです。
Does anyone kindly do me a favour to give me any good suggestion, please?
The contents are interdisciplinary and cover all fields from physics to philosophy.

[内容例]
 ・人は何故支配されるのが好きか。又何故支配したがるのか。
 ・情報とは何か。生体が行う情報処理とは何か。
 ・なぜ支配者は情報操作を秘密に行うのか。
 ・対話型ロボットは感情を持ち得るか、そして人間より優秀になるか。
 ・地球の人口増加の未来は宗教で扱えるか、科学とは何か。

[Examples]
1. Why people like being governed? Why some people like to govern the society?
2. What is information? What is the information processing for the livings?
3. Why the governors manipulate the information secretly?
4. Can the conversation type robots have the emotional feelings and smarter than the human?
5. Can the religions deal with the population explosion? What are the roles of science?

もし、印象として何かありましたらお寄せください。例えば、
時期尚早、何となく反対、危険思想、こっそり知りたい、関係ない、分からない、
知りたくない、今と変わりたくない、必要だ、等。

If you have some impression and want to criticize me, I'd like to encourage you to tell me, please. For example; too early; I don't know why, but I'm contrary; dangerous thoughts;
I want know in secret; I have nothing to do with it; I can't judge; I don't like to know;
I don't like the change from the prsent; necessary; etc.


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[2013年07月30日] 被災地を思う仙台ゆかりの演奏家の演奏を聴く [音楽と感動]

[2013年07月30日] 被災地を思う仙台ゆかりの演奏家の演奏を聴く

今日は千種駅近くの5/Rホールに行き、標題のコンサートを聴いた。
仙台は学生から交響楽団やテニス、ゴルフと研究・労働した場所だ。
私の人格形成に一役どころか何役も買った所だが大地震の記憶もある。

昔1978年の6月12日に起きた宮城県沖地震は震度7.4だった。
2年前の東日本大震災では近くの郷里の浜が大津波で壊滅したのだ。
家が流され重油による火災が寒い冬の陸前高田や港を襲い人を呑み込む。

避難した場所から撮影した生々しい動画は今でも脳裏に焼き付いている。
復興支援を願う人々はいろいろな形で何かをして元気づけようとする。
仙台市在住の相澤やよいさんが始めた「祈りを込めて」の7回目の演奏会。

1曲目はピアノでバッハのパルティータ第2番(長谷川美玲)だ。
今月11日にキム・ソヌクのパルティータの第1番を聴いている。
だから注文も付けたが次第に各部の旋律が浮かぶようになり訴える曲だ。
ただ心から楽しみたいのは山々だがいつになってもはらはらどきどきだ。

続いて2曲目はヴァイオリン(大岩亮子、Pf 坂川映子)で2曲。
先ず、クライスラーの「テンポ・ディ・メヌエット」
次にストラヴィンスキーの「イタリア組曲」は目新しい作品だ。

続いてブラームスのピアノ(坂川映子)で曲は、
「ヘンデルの主題による変奏曲とフーガOp.24」は熱演だ。

休憩の後はクラリネットでウエーバーの「大協奏的二重奏Op.48」
元仙台フィルのクラリネット主席奏者だった日比野裕幸氏(現宮教大教授)
とピアノが相澤やよいさんで息の合ったデュオ。いい音色でうっとり。

最後はモンティの「チャールダッシュ」を大岩、日比野、坂川の3人で。
暖かい拍手に応えて、アンコールに沖縄の歌「きび畑」で締めくくった。

終わってロビーで全員と挨拶、自然な空気、同郷とはいいものだ。
特に日比野さんとは大勢の音楽仲間が共通していて仙台に帰ったみたい。
仙台シンフォニエッタの指導もされているとのこと。再開を約束した。

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[2013年7月27日] 若い人たちに混じって芥川也寸志を弾く [芸術]

[2013年7月27日] 若い人たちに混じって芥川也寸志を弾く

今日は愛知県芸術大学に行き、レッスンの後、奏楽堂のステージで弦楽合奏をした。弦楽合奏を受講している現役の学生が主体だが、中高生と一般の音楽好きが参加し、午前はパート毎に分かれてレッスン、午後は全体で合わせてレッスン、4時から本番。

曲は芥川也寸志の弦楽のための3楽章。楽器のボデイを叩いたり、変則リズムもこれまでやったことのないもので、異色の作品と思ったが、百武先生の指導は文字通り微に入り細に亘るもの、次第に日本人のリズム感に馴染んで来ると技術的には難曲なのに、木を切る情景や祭りの囃子の雰囲気が漂ってくる。

ウイーンで演奏した時、他の曲では冷たかったのに、これを弾いたらスタンディングオベイションだったという先生の話が頷ける。

何日かかっても弾けないが昼の休憩中も猛練習した。普通ならその甲斐あってとなるが、急には無理。しかし、貴重なレッスン、ヴィオラパートでまとまる、そして全体での共感、楽器をやって来てよかったと言う幸せを一杯に味わった一日だった。

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[2013年07月25日] 図らずもNHKクローズアップで共感、だが [本能]

[2013年07月25日] 図らずもNHKクローズアップで共感、だが

7月24日(水)にさる大学の先生の論壇風の記事にコメントしたばかりだ。
それを次に記す。
 さすがにすごい盛り上がりですね!刺激的なのでフライングしますと、
 支配・被支配本能と共感VS知能が歴史の共通のキーワードです。
 でも殆どの人は偏見で理解出来ないのです。参考になりますかどうか。

そしたら今日のクローズアップ現代で共感を取り上げたではないか!
NHKがどういう視点で共感を扱うのか数理的脳科学の立場から注視した。
内容は企業内、例のDJ警官の誘導、イイネボタンと多岐に亘るものだ。

あ、やはりと思う。しり切れトンボだ。国谷さんが不満げな顔で終わる。
理解出来ない原因がどこにあるのか分からないのだ。
招いた人がいいことを言った。共感と反感は紙一重で両刃の剣になると。

そう、議論は必ず反対意見を出してみることだ。騙されないために。
アメリカはディベートの国だが資本主義社会は騙し合いの世界なのだ。
儲けるために社員にイイネを付けさせる。共感力を増やす狙いがある。

騙し合いは闘争心を煽り、緊張感を生む。信用第一など嘘八百の世界だ。
庶民は支配される運命だ。本能がそうさせる。資本家は違う。盲点だ。
政治家を指導者に仕立てて庶民を支配する。なんとこれも本能だ。

知らない庶民は排他的になり共感が頼り、家族愛や隣人愛に生きる。
実は支配欲も被支配欲も同じ本能から生じるのだ。無知故に気付かない。
組織は無知で信じる者から作らないと団結など有り得ず、崩壊する。

そのため信じない人間は庶民からも排除され政治家は生き延びるのだ。
規律が厳しいほど無知な集団にしないと上意下達が徹底しない。
もし自分が支配者になった場合を考えてみることだ。何が必要か。

威張ったところで反感を買うだけだ。金で買収するしかないではないか!

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[2013年07月19日] 裾野の広いテニス [スポーツ]

[2013年07月19日] 裾野の広いテニス

今日は時折吹く涼風の中テニス三昧。
その後、東山センターでジュニア大会の女子の試合を観戦。
中学生ながらすごい打ち合いのラリーに見とれる。

小学一年生の時からテニス教室に通って世界を目指す。
それでもなかなか一流にはなれない。
脳の秘密を知れば早く上達するのに、と一人で愚痴ってみる。


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[2013年07月18日] バロックの弦楽合奏と声楽を聴く [音楽と感動]

[2013年07月18日] バロックの弦楽合奏と声楽を聴く

今日は宗次ホールで弦楽合奏と声楽を聴いた。
昨夜の芸文ホールとは打って変わって音響が良い。
会長と話したら設計の最初から三枝氏が監修に加わったと言う。

現在、音樂会を成功させるコツについて脳科学の視点で書いている。
そのため、どうしても批評家気取りになって聴いている。
音響が素晴らしいとは実は演奏のアラが丸出しになることである。

どこが?
これが気が付かない幾つかの点があり、気が付きたくないのだ。
当人たちは愛知県芸大卒と若いので知らないし気が付いていない。
バロックで大袈裟な指揮も目障りと辛口になる。

ランチタイムにも関わらず聴衆の入りは満席に近い。
補聴器が共鳴して虫の音のようだが愛嬌。歳だから。
まあ妥協の世界だ。改めてホール側の営業の上手さに舌を巻いた。

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[2013年7月17日] ビルテゥオーゾの弦楽合奏を聴く [音楽と感動]

[2013年7月17日] ビルテゥオーゾの弦楽合奏を聴く

今夜は名だたるオーケストラの主席奏者を集めた弦楽主体の演奏会を聴いた。
コンミスは大谷康子さん、ヴィオラのトップは我が師と仰ぐ百武由紀先生だ。
指揮は大友直人氏で作曲家三枝成彰氏との共同企画だ。彼の作品も演奏する。

演奏に先立って三枝氏のプレトークがあり、主にバルトークとシューベルト。
バルトークは弦の響きも独特でファンも多くアジア人の蒙古斑の話が面白い。
シューベルトは歌曲「魔王」のドラマティックな例を挙げて若い天才を偲ぶ。

最初に彼の「震災の為のレクイエム」の演奏。プログラムに改訂初演とある。
実はプログラムは気に懸けてなく、メインの「死と乙女」だけが頭にあった。
だから聴く内に次第にキリスト教的な清澄で癒される感じの響きに聴き入る。

偶然にも午後に車を運転しながらFMのクラシック番組を聴いたからなのだ。
プーランクの宗教曲をやっていて、小澤征爾指揮の「スタバトマーテル」だ。
悲しみの聖母マリア。磔になったキリストの死を嘆き悲しむ母の愛は切実だ。

折しも本能と家族愛について書いている時だから感受性が高まっているのだ。
古くからのテーマでドボルザークの作品は良く演奏される。ステージを注視。
オーボエとティンパニを加えた弦五部の左手にカルテットが置かれた編成だ。

やはり不安が的中した。芸文は弦楽器が鳴らない。カルテットが聞こえない!
オーボエやコントラバスの音はよく通るが、ヴァイオリンは本当に響かない。
後で三枝氏に直接会えたので訊いてみた。こちらとあちらの世界の意だって。

続いてバルトークのディベルティメント、独特のリズムと新鮮な不協和音だ。
大谷さんが上手い!勿論百武先生も!今度は響かない筈の音がよく聞こえる。
ステージの弾く位置や楽器の条件や聴く席等音響は色々な要素があるようだ。

休憩後シューベルトの「死と乙女」、マーラー編曲の弦楽オーケストラ版だ。
原曲は弦楽四重奏曲。速いパッセージが随所にあり、手首が硬いと弾けない。
これを8-6-6-5-3の編成で弾く。原曲が易しく編曲されてはいない。

唯マーラーにしても第1ヴァイオリン全員では無理と、ソロはやむを得ない。
それにしても演奏家がすごい。一流だ。全体を通して全く不安感がないのだ。
歌曲には揺らぎがありメロディが親しみ易くなるが、その歌う表現が魅力的。

指揮が良い。これだけの名人を集めたオーケストラを上品に纏め上げ立派だ。
感想は期待とは異なり弦楽四重奏の響きが耳にこびり付いて時々邪魔をする。
どうしても弦楽の幅が出る。マントバーニの流れる星のイメージが付き纏う。

マーラーがメモを残しながら完成させなかった理由がそれかも等と推測した。
熱演だが実際は平気なのだ。アンコールにアイネクライネをさっぱりと弾く。
もう至る所に優しい細やかな気遣いが感じられる。聴衆も共感したいい演奏。

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[2013年07月06日] 夢のマリインスキー劇場新館を観る [脳の仕組み]

[2013年07月06日] 夢のマリインスキー劇場新館を観る

 昨日は、つくづく音楽に垣根はないのに政治家がなどとぼやきが出ると書いた。
ところが何という幸運だろうか。先ほどメールが来たのだ。すごい内容に驚いた。
先日講演会に呼ばれた小林和夫元NHK特派員ロシア支局長でテニス関係なのだ。

5月にこけら落としがあったマリインスキー劇場新館に呼ばれてスピーチもした。
プーチン大統領も同席。音楽の友に記事を書かれたので目にした人も多いだろう。
私がテニスがなぜ上達しないか脳の仕組みから書いているのを実践している一人。

実は急に上達して、先日優勝したコーチの方のメールに先程返事を書いたばかり。
日本人のリズム感は西洋音楽の舞曲を基にしたリズムに合わないと理由を述べた。
なぜ指摘されても分からないのか。精妙な脳の仕組みが隠されていて手遅れにも。

そこへ小林氏のメールは何と3D映像の配信のチャイコフスキーの「白鳥の湖」!
しかもゲルギエフのインタービュー付きで美しい風景と共に臨場感溢れる紹介だ!
サンクトペテルブルグに行き、最新のオペラ劇場の貴賓席に座ってのバレエ鑑賞!

小林氏の許可を得ないのも気が引けるので最初のインタービューの動画だけ紹介!
白鳥の湖 
解説とインタービュー:
http://www.youtube.com/watch?v=ZUaJMS0h7ig


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