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[10月04日] 中国共産党の誤算と菅内閣のバックアップ [今日の日記・コメント]

[10月04日] 中国共産党の誤算と菅内閣のバックアップ

■中国「信頼できず」84%…尖閣で対中感情最悪
(読売新聞 - 10月04日 08:56)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1362180&media_id=20

この事件を脳科学の視点で検証してみよう。最低でも標題の二つの側面があることが分かる。
何度も指摘するが現在の世界政治は国家体制が最小の枠組みで内政不干渉が原則である。
その中で国家的犯罪が起きる。テロや戦争だ。どんなに平和に見えても平和などあり得ない。

世界平和など幻想に過ぎない。なぜそう言い切れるのか。現代が過去の延長にあるからだ。
国家体制を取るしかないのだ。これに反対したら行き場が無くなってしまう。ここが基本だ。
物質の形状が階層的であるように、国家の枠組みを頂上とする政治的階層化は変更できない。

地球上のいかなる場所もいずれかの国に帰属する。国は領土と領海の問題を常に抱える。
そして政治は必ず国内問題と国外問題という摩擦に対応せざるを得ない。過去を引きずる。
例えば警察が不要な国ができるか、それは平和な国か考えてみるとよい。法治国家ではない。

人間は闘争心がある動物だ。慈愛は余裕がある場合だ。育児中の母親は強い敵とも闘う。
闘争心が皆無だと滅びるのだ。人間社会は自然の動物社会と共通な基盤を持っている。
それを文明と称して気が付かない振りをしているだけだ。気が付かないように教育する。

中国は古い歴史を経て現在は共産党と近代科学の二重構造を持った文明社会になった。
独自の世界観を持つ大国だが国内国外と難題は多い。必然的にいくつかの顔を持つ。
内政問題を隠すための手段が外国に目を向けさせることはあまりにも自明だ。常識だ。

残念ながら菅内閣は政治主導と叫んでスタートした。官僚の反発を想定できなかった。
しかも反小沢色だ。これはいい機会だ。中国政府は跳びついた。船長釈放は密約だろう。
誰にも嘘を隠し通せるのが外務省だ。ビデオを見ても編集されている可能性が高い。

ところが日本国内は憤激した。普通の会社員が逮捕され一人は人質として拘留されている。
日本人の愛国心はこれまで控え目だったが一気に噴出しそうだ。そこを刺激してしまった。
日本の軍国主義は中国にとっては語り草などではない。憎しみの火種は消えていない。

日本が北方領土を取り戻せないうちにロシアの大統領が訪問するのは無関係ではない。
次々と再燃するのが愛国心という闘争心の元となる火種があるからだ。軍事力増強だ。
平和の雰囲気で麻痺した感覚に火がつく。マスコミも無能。菅内閣にも厳しい試練だ。
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prohitskh

愛国心は難問中の難問だった。これを焚き付けるために自民政治家は参拝した。
臥薪嘗胆は恨みを晴らすためだ。政治の教育は教師の再教育が絡む難問だ。
平和論者と怒りに燃える愛国心旺盛な人はどちらも戦争に向かわざるを得ない。
本質を考えられるか。そういった記事が皆無なのだから。
ご意見ご異見をお待ちします。
by prohitskh (2010-10-05 02:25) 

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