[10月15日#1] 地震学者の57％が防災意識薄い？真の原因は

[10月15日#1] 地震学者の57％が防災意識薄い？真の原因は

■地震学者「防災意識薄い」 57％…アンケで反省 (読売新聞 - 10月15日 14:51)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1777399&media_id=20

地震学者に防災意識について問うアンケートに57％が薄いと反省しているとの記事だ。
東日本大震災から7ヶ月過ぎた現在でも随分と暢気な話に聞こえるが、何か胡散臭い。
数理的脳科学の視点で検証するまでもなくマスコミによる世論工作の一環だ。要注意。

数字のマジックがある。地震学者の約半分は反省している？残りは反省していない？
数字が50を超えると過半数になるマジックだ。民主主義の原則が多数決だから強い。
誰でも勉強させられる。51％でも過半数だ。今やマスコミの報道は信じられないのだ。

政治的意図が隠されている。別に隠していなくてもよい。要は資本主義下のマスコミ。
誰も問題提起をしない。本当か？過半数の意見に対して反論すると異端者に映る！
大勢の意見だと思うと、それに反対の響きがあれば叩く。群衆心理に付和雷同が伴う。

集団いじめも同じ仕組みだ。仲間意識は助け合うために必要だ。それが攻撃に転じる。
攻めと守りが同じ本能から生じるのを理解するのはそう難しくはない。知らないだけだ。
どちらも敵という概念が基本にある。知らず知らずに無意識にこれを作り上げている。

敵の反対は味方だ。白か黒かのように敵か味方かのどちらかしかない。曖昧なら敵だ。
臆病な人類の祖先は警戒心が強かった。そのお陰で生き延びて来られた。その名残だ。
群れを作る生きものの脳には全て支配本能と被支配本能が両方とも備わっているのだ。

場合によって誰でも支配者になれる。多くの場合は楽な方の被支配者になる。省エネだ。
国家という体制下で国民は支配されている。意外だが選挙は支配者を選んではいない！
実質支配者は富を持つ者だ。カネがすべてだ。中国共産党ですら拝金主義で腐敗した。

財界が電力やガス業界を支配し政治家に献金して実質支配する。研究者は支援が要る。
原発推進が国策になり安全神話を流布する。財政支援されれば反対意見など出せない。
国民に恩義など誰が感じるか。拝金主義により防災意識など無関係だ。日本の話しだよ。

中国の温首相の分析によるまでもない。小泉首相が法人化したことに真の原因がある。

タグ：地震学者 防災意識 研究費