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[03月22日#1] なぜ人は新しいことを知りたがるか(その2) [脳の仕組み]

[03月22日#1] なぜ人は新しいことを知りたがるか(その2)

実はヒントは既に提示されていたのである。知らないため気が付かなかっただけだ。
黄金定理だ!一寸脱線する。「相棒」最終回はクローン人間がテーマだ。尻切れだ。
愛する人の子を産みたい。これは女性なら誰にでも備わっている本能だ。結婚は別。

この本能のお陰で人類を始めとする動物が生き延びて来れた。今や死んだ人ともだ。
DNAさえ保存されていればの話だが重大な誤解が重なって隠れている。愛の空想!
一目惚れが典型的。性衝動は心の欲望であり理性的な欲求とは異なる。恋は盲目だ。

好きが昂じて歯止めが利かなくなる。これが恋愛だが子供が出来ると男は冷め易い。
盲目で分かるように他のことに注意が向かなくなる。生存本能で自己中心に徹する。
なにしろオスとしての生存本能は精子を多くのメスにばらまきたい欲望を産むのだ。

一方、女性の側は限られた数の卵子を持って生まれて来る。婚期が遅れると老化だ。
食用の卵が鮮度を求められるように女性の卵子や冷凍保存された精子も老化が起る。
癌化が示すように複雑なDNAは宇宙線や自然放射能、活性酸素などで傷付き易い。

高齢出産がリスクが高いと知っていても、老化によるリスクは余り知られていない。
反論。DNAには自己修復機能がある筈?そのために対になっているのではないの?
一体全体、DNAとは何なの?遺伝子の集まり?遺伝子ってなーに?定義してみて!

お、数学用語が出て来たね。現在、遺伝子の概念が大きく変わろうとしているのだ。
イントロンの見直しが根底にあり組み替えると変化が起る。ジャンクなどではない。
長いことお待たせしたが物理の不確定性と数学の論理を組み合わせた推論法の結論。

それはDNAが揃うと生化学反応を基にした分子コンピューターになるという説だ!
えっ?DNAはプログラムなのにコンピューターになるの?そう。これも二面性だ!
そしてイントロンはデータベースを構築する。3次元構造のチューリングマシンだ!

だからアメーバや粘菌などの単細胞変形性生物が求餌活動を行うことが説明出来る。
つまりプログラム化された工程表に従って脳を含めた身体の建築工事が進められる。
長い年月をかけて自然が編み出したDNAは起源など謎だらけだがこの一発で参る。

基本仮説に加えて器官の中で同期を取ることでネットワークコンピューターとなる。
神経管の終端に間脳つまり中脳や視床、視床下部、辺縁系、大脳、脳梁が創られる。
その一方で運動を司る小脳が形成される。この小脳と延髄と脳梁が意識中枢となる。
(続く。)

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