SSブログ

[11月03日] 今度はよみうりの記者にもの申すだ [いじめ]

[11月03日] 今度はよみうりの記者にもの申すだ

■小6女児自殺、クラス写真の15人の顔に「×」
(読売新聞 - 11月03日 13:39)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1395054&media_id=20

昨日の毎日の記者への文句に引き続き、今日はよみうりの記者にも文句をつけるとする。情ない。
記事は分かる。首吊り自殺した小6女児に対する同情心を買う記事を書けとデスクからの命令。
問題はその先だ。読者に憶測を植え付ける記事だからこちらも無責任だ。記者の心情を推量。

その子のクラスにいじめっ子がいる。そう確信して遺族と接触、×の書き込まれた写真を発見。
この×の付いた子たちが自殺に追いやった張本人たちだ。その子たちを糾弾しなければと思う。
要するにいじめの実態を究明したい。そこからいじめの本質が見えて来るのではと期待する。

これがこの記者の気持ちだろう。ところが報道の限界だ。写真を載せる訳には行かないのだ。
代わりに父親の気持ちを書いて記事にしたのだ。(一旦ここまで)(再開)それでどうするのか?
記者なら裁判員裁判についても詳しい筈だ。小学6年生を裁判にかけたいと思っているようだ。

それでこそ自殺した女児も浮かばれると考えたのかな。そこには大人の分別が感じられない。
学校についての記者の見識が誤っている。学校教育とは何かの視点が欠落しているのだ。
大人というのは担任の教師であり学校の校長だ。この写真からいじめを確信したのは分かる。

最初の会見での校長がなんと述べたか。記者も繰り返し流されたテレビニュースを観た筈だ。
いじめはなかったとはっきり言っている。態度は嘘を付いているのが明らかだけれども、だ。
一方で、毎日の記者が昨日報道したように担任はいじめがあったと警察に話している。

よみうりの記者にしても校長の責任を知らないで書いている。教育の本質を知らないからだ。
これだけ記事を書くなら、いじめによる自殺の再発を防止したいという気持ちを表現すべきだ。
そう思って読んでもそんな気持ちは感じられない。先ず読者に情報提供をすることが優先だ。

いじめの問題の究明を一般化したいのなら、その視点を書くべきだ。だから記者を責めるのだ。
担任の力が及ばないとき、学校として対応すべきなのにそれを怠った。その責任は校長にある。
その校長が嘘を付いたのは訳がある。上層部からの圧力だ。上層部とは教育委員会だ。

つまり、いじめについて教育界は誰も原因が分からないでいるのだ。それを隠すしかない!
なぜなら教育者なら心理学を修める義務があるからだ。その心理学が解決出来ない問題だ。
そこには未知の脳の仕組みが隠されていた。だからそこを解かなければならなかったのだ。

ところが素直になれない社会的仕組みが横たわっている。それが平和による教育の荒廃だ。
教育界が組織化した。これが権威主義つまり恥じの文化を強制し保身最優先の職場にした。
問題が起きてもできるだけ下層で留め上層部に糾弾の責めが来ないようにするのだ。
だから教育の改革をするには教育者のトップつまり大学院教授の再教育から始める必要がある。
この提案を公開したが、案の定、何の反響も来ない。それだけ教育界が澱んでしまっているのだ。


nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学校

nice! 0

コメント 1

prohitskh

いじめについて書いているうちに、NPOあり、いじめを書き込む黒板あり、させない教師等々がインターネット上で見付かった。そういうところを調 べてみた。先週の土曜日など集会があった。ところが今回の事件についてまともに取り組んでいる様子がどこにもない。つまり、誰にもいじめの本質が分かって いないということだ。日本人が島国根性だと言われる。元来農耕民族は排他的だが文化の歴史も関係しているから広い視野が必要だ。そして本能に行き着く。繰 り返すが、支配・被支配本能が偽の平和の下で、教育の盲点と欠陥のためにいじめと変換し、徐々に小学校レベルにまで強く浸透しているのだ。いずれ詳しく書 くつもりだ。
by prohitskh (2010-11-04 02:59) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。