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[09月23日#1] 被支配本能が歴史的な嘘を作り出す [脳の仕組み]

[09月23日#1] 被支配本能が歴史的な嘘を作り出す

計らずもテレビの番組に釘付けになる。「歴史はこうして作られる」をやっているではないか!
着眼点が鋭いのと緻密な調査が興味を掻き立てる。話題が豊富でゲストの顔ぶれも面白い。
羽鳥アナが真面目で好感が持てる。みのもんたが完全に引き立て役だ。焦りさえ感じられる。

「敵は本能寺にあり」は有名な明智光秀の言葉だ。しかし調べると、彼は言っていないと云う!
「我が辞書に不可能という文字はない」もナポレオンの名言として広く知られるが後世の作だ。
気に入ったのが発明家エジソンの「天才は1%の閃きと99%の努力から生まれる」の意味だ。

高畑女史は意味を問われて、「天才は閃いたとしても努力をしなければ成功しない」と答える。
実際は違う。彼は、「どんなに努力をしても閃きがなければ役に立たない」と言ったというのだ。
これに類した例はよくある。大学の教授ならば教養が高いと思うだろう。しかしひどいのもいる。

「流れに掉さす」を会議の進行に逆らう意味と覚える。実は棹を使って川を下る。大勢に順ずる。
番組後半の目玉は二つ。一つは宮本武蔵。いかにして最強の剣豪が作られたかの謎に迫る。
吉川英治の名作の全集は子供時代に愛読した。専門家が登場して決闘から五輪書まで解説。

若い時は勝てば良い。しかし仕官を望むも野生味のある剣豪を雇う藩は皆無。細川藩が雇う。
しかし客分だ。結局崖の洞に籠り柳生宗矩の新陰流の書と比較し乍ら五輪書を書いたと云う。
番組のディレクターは人々の英雄志向が強い英雄や理想の偉人を作り出すと主張している。

私は続けて日記に支配・被支配本能について書いているが、この視点から検証するべきだ。
支配する武士側は情報を隠し世論操作をした。刀狩で反抗させず柳生は忍びの者を雇った。
士農工商と言う身分と地位を定め封建制を敷いた。情報戦争は既に徳川幕府が始めていた。

だから300年も鎖国を続けられた。ペリーが黒船で来航して開国を迫ったが拒否したのだ!
二つ目はシェイクスピアの正体。どこを探しても文豪の証拠が見付からない。誰が書いたか?
かのフランシスベーコンと第17代オックスフォード伯が有力な影武者だ。説得力がある。

伯爵が槍の名手で槍はSpear、振るはShaker、ひっくり返すと何とシェイクスピアになるのだ!
科学とは意味論に立って構築されなければならない。時間を定義せよという命題が苦しめる。

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