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[11月12日#1] ゲームは無駄か無駄でないか? [脳の仕組み]

[11月12日#1] ゲームは無駄か無駄でないか?

フリーセルというゲームをやっていて何度も失敗する。出来ない。試行錯誤の連続だからだ。
それが不意にするすると解ける。一応、快感。しかし何も残らない。解決しても役に立たない。
連勝記録の更新と云う課題を自分に課した。これが焦りを生む元だ。分かっていて出来ない。

実はフリーセルというゲームは脳の研究にとり参考になる手掛かりをいくつも示してくれる。
第一番が注意力。うっかりミスがなぜ生じるかという疑問だ。衝動買い、浅薄、思慮不足等だ。
勿論、欲求が強いためだ。理性の抑えが効かない。性犯罪はその典型だ。警戒心が必要だ。

男は皆狼と知ることだ。尤もそうでないと人類が生き延びられないと云う面もあるから厄介だ。
注意と意識は密接に絡んでいる。睡眠中は意識が消失し注意力も働かない。本当にそうか?
違う。本当は働いている。嘘ではない。例えば、眠りから覚める刺激を考えてみると分かる。

膀胱が一杯になると目が覚める。わさびの強い臭気でも跳び起きる。無意識なのに気付く!
無意識なのに気が付く仕組みが隠されていた。これが脳の仕組みを解く重要な手掛かりだ。
意識を科学的に研究する国際シンポジウムがいくつかある。主宰組織のトップは文系出身。

これが問題だ。日本の情報科学は工学系が支配する。どちらも数理物理系を排斥するのだ。
なぜよそ者として嫌われるのか?無意識に自己防衛本能が働き、仲間意識で固めるからだ。
社会の仕組みが組織の強化の一点張りにある中、目下の敵はこの強固な壁をどう崩すかだ。

専門用語だらけよりも身近なゲームで説明する方が余程分かり易い事を教育経験で学んだ。
フリーセルを解くには最初の画面で情報収集が必要だ。列の全てを1行ずつ隈なく検査する。
全部で8列あり、かなりの忍耐が要求される。これが出来ない。情報収集には時間がかかる。

全てのミスは焦りから生じると肝に銘じる事が第一条件だ。ゲームを楽しみつつこれを学ぶ。

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