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[12月 1日#1] なぜ怖い夢を見るのか? [脳の仕組み]

[12月 1日#1] なぜ怖い夢を見るのか?

私が生まれ育った家庭は両親とも教育者で上に3人の兄と下に妹が一人という構成だ。
湯川秀樹博士がノーベル賞を受賞した影響で長兄に続いて3番目と私も物理を専攻だ。
師範を出た父は軍国主義国家体制を教えたとして駐留米軍から教育からの追放に遭う。

それもすぐ解除になり教育に復帰した。だから小さい頃から師弟関係を見続けて来た。
兄弟全員が大学に進み結婚すると全員が研究教育関係の職に就く。教師の子は教師だ。
数理的脳科学は聞き慣れない分野だがその背景には育った家庭環境の影響が強くある。

学問的に教育改革を唱えるに到ったが動機は現在の教育が持つ欠陥に気付いたからだ。
一方で教育とは何かという問題も検証した。英知パラダイムが教育の本質を暴き出す。
従来の教育の場では師弟関係は恩義の世界だ。教える側は圧倒的に強い立場で教える。

教えられる側は知らないのだから当然だ。知っていれば知識を誇れるし威張れるのだ。
その上で威張らなければ品格が高いと見做されて尊敬もされる。脳の構造の仕組みだ。
なぜなら脳の黄金定理が人の一生を左右する理由を説明する。知らないと気付かない。

つまり気付かないと失敗をして損をするように世の中が出来ているのだ。なぜかって?
それが悪夢を見ることと関連があるのだ。なぜ怖い夢を見るのかという標題の理由だ。
睡眠が自律神経の側の指令で行われることは既に述べた。意識は制御されているのだ。

途中は省略するが睡眠の役割は筋肉の疲労の回復と勉強等による脳の雑記憶の整理だ。
寝付けないとか熟睡できないとかの苦情は皆この理由に当て嵌まる。では夢の役割は?
眠気の理解が第一。なぜ眠気を感じるか?意識を消すよという自律神経からの合図だ!

意識が消失し随意筋が弛緩するため予め安全な場所を確保して横になって備えなさい!
一時記憶の整理をするのに目が開いていると邪魔だから瞼というシャッターを閉める。
昼の間思考して判断した雑記憶を大脳の永久記憶装置に移して記憶する際に整理する。

この時に臆病な性質として不安な状況に追い込むようにシミュレーションをするのだ。
安全な場所だから怖くてよい。現実に起きた場合に備えてパニックの疑似体験をする。
自律神経の側の操作という証拠は、中脳から制御信号が送出されて眼球が動くことだ。

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