SSブログ

[12月2日#1] なぜ社会を作るのか? [国際問題]

[12月2日#1] なぜ社会を作るのか?

眠れない時は勉強するか生存本能について考えると良い。くよくよ悩む理由を考える。
人類の祖先はカピパラのような哺乳類だった。武器を持たない代わりに繁殖力が高い。
弱肉強食の自然界では格好の餌として狙われる。つまり食物連鎖を支える存在だった。

そんな中で警戒心と共に、動くものや色の付いた食べ物を識別する能力も身に付いた。
警戒心すなわち敵を見張り、もし察知したら襲われる前にすぐ逃げると云う注意力だ。
現在で云えば早期ミサイル警戒システムだ。想定される敵がいる限りは対策を講じる。

知能が高くなった理由はくよくよ悩むことと関係がある。悩むほど記憶力が高くなる!
これは証明するのが難しい。悩むとは脳の活動であり他人が見て分かるとは限らない。
そして脳の働きに対して通常の思考とは別に心や精神の場と感情と言う概念を作った。

悩むのは考えることだが通常は結論が出ない場合だ。覆水盆に返らず。後悔先に立たず。
時間が戻らない。先が読めない。失敗するが後の祭りだ。過去を悔やむ。何度も悔やむ。
一方、将来に向けた判断をする際にも悩む。後悔しないように最善最良の判断をしたい。

しかし複数の選択肢があり決め兼ねる時があるものだ。例えば欲しい商品があり高価だ。
買うか買わないか悩む。どちらも後悔する可能性がある。病気に関わる場合など深刻だ。
病院に行くか出費を抑えるか。まだいいか?手遅れにならないか?高齢になるほど悩む。

どうしたら迷いから抜け出せるか?そんなことは無理だ。諦めるしかないと物識が言う。
誰にでも起きる肉親の死は心に深い悲しみを与える。死の恐怖と悲しみは感情の基本だ。
悲しみに基く悩みに対しては癒しがあり、死に対しては生がある。新しい生命の誕生だ。

弱い動物が群れを作る。象アザラシはハーレムを作る。人類も村で共存して都市化する。
悩みを共有し協力し合う。固有の言語を使う。博識を尊重する。冠婚葬祭が基本にある。
一方で閉鎖的、排他的になる面も持つ。交通の発達は経済と文化それに人的交流を促す。

大きな社会が国家や世界に広がった今、一人ひとりの存在と役割を見直す哲学が必要だ。

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。