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[04月02日#1] 論文『脳が脳自身を理解したって?!』を公開しました [脳の仕組み]

[04月02日#1] 論文『脳が脳自身を理解したって?!』を公開しました

ここに一人の変人が仮定でなくいる。彼の主張では自分が二人の人格から出来ている。
当然、誰からも相手にされない。どこに論文を出しても通らない。でも彼は怯まない。
いつかきっと人類はそのことに気付く筈と淡い希望を持って忍耐の余生を送る日々だ。

彼はまた従来の文系の脳科学や認知科学や心理科学が科学を詐称していると主張する。
そこで彼の取った行動は奇抜なものだ。自らバイリンガルMRI実験の被験者になる。
彼は高エネルギー素粒子物理の理論から実験へと進み、海外での共同研究が多かった。

巨大科学SSCが米議会で否決され、スタンフォード大で彼は情報科学へ進み始める。
日米共同研究の当初の狙いは脳型コンピューターの開発研究だったが何も分からない。
ニューラルネットワークの数学的研究と左右脳の論理と情動の分離も手掛かりがない。

そんな時に東北大学から名古屋大学の数学の大学院に移り半数の数学家集団に混じる。
残りの半数は経済や生物物理それに物理等の専門家。多元数理科学研究科の名で創設。
要は数学会だけの分類の数学を境界領域の集団と一緒にして互いに刺激し合う狙いだ。

ところが読みが甘く学生運動の経験者が扇動すると教授陣が多数決の前に形骸化した。
助手も含めた民主化運動が運営上の一票だ。狭い井戸の中の世間知らずの蛙の集団だ。
脳波計を購入し彼らの脳波を計測しようとしたが誰も怖がるだけで協力は得られない。

自分の脳波を測って睡眠中でも聴覚が働いている僅かな兆候を得た。意識が無い筈だ?
英語が下手だったのに議論するまでになったら何と話す時に日本語が出て来ないのだ。
無意識に英語で考え英語で話している!誰がどこで切り替えているのだ?脳の内部だ。

MRIを使ったバイリンガル実験がこれらの謎を解く重大な手掛かりを与えてくれた。
脳の構造の秘密が分かると次は形成過程の謎解きが待っている。なぜ真核生物だけか?
アメーバや粘菌が単細胞なのに求餌行動を取る。細胞とDNAだ。未知を絞り込めた。

ミッシング・リンクを解決する全ての材料が揃った。後は全精力で詳細を詰めるだけ。
そして遂にDNAコンピューター仮説に辿り着いた。4文字で書かれたプログラムだ。
それがコンピューターにもなっていた!イントロンも重要なデータベースを構築する。

この突飛もない発見はテープを使ったチューリング・マシンを知っていたから閃いた。
脳梁がバッファメモリーや作業記憶になっていることは仔細な研究で明らかになった。
問題は自分が二重人格だと納得出来るかにあった。自分を客観視したら主観的なのか?

タグ:哲学 科学 一生
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prohitskh

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by prohitskh (2012-04-03 12:31) 

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