SSブログ

[04月18日#1] それならば1の概念とは? [脳の仕組み]

[04月18日#1] それならば1の概念とは?

1と2の概念を正しく形成すると数学と物理が判ると書いた。では1の概念とは何か?
先ず、驚かせるようだが自然の中に1は無い。2も0も無い。人工の数字記号なのだ。
赤ちゃんがママと呼ぶ。言葉の出発だ。しかし聴覚は誕生のかなり前に発達している。

赤ちゃんが自分の母親を認識する時、他の人ではなくママなのだ。ママの概念がある。
この概念という言葉が曲者だ。意味と結び付いているのは明らかだが、概念とは何か?
そこで1という数字記号を例に概念の謎に迫ってみる。1の意味が明らかになるのだ。

青い空にぽっかり浮かぶ雲や太陽、夜になれば一番星がまたたき始める。月も現れる。
我々が目を開くと様々な情景と物体が飛び込んでくる。耳には様々な音が入って来る。
なぜ音が聞こえ、景色が見えるのか?意識があるからだ。意識がないと何も感じない。

意識と感覚は切り離すことが出来ない。眠ると意識が消失するが、睡眠以外にもある。
後頭部を打って脳震盪を起こす。当て身で気絶する。手術で全身麻酔される等の例だ。
意識が消失すると筋肉の制御も出来ない。但し心臓や肺など自律神経系は働いている。

不随意筋の運動を伴う循環器系や呼吸器系それに消化器系は眠っていても働いている。
ここに隠された秘密こそ脳のデュアル構造なのである。間脳が統合中枢になっていた!
対して運動を司る小脳が意識中枢つまり間脳によって活性化されて意識を賦活される。

小脳は勉強をさせられ結果を脳梁のバッファーメモリ且つ作業記憶装置に置いて行く。
間脳は全てを監視していてバッファーメモリが一杯になると睡眠モードに切り替える。
活性化を中断して小脳を休ませて置いてバッファーから大脳に学習結果を移し換える。

大脳が記憶すれば小脳なしで、間脳が自分で判断出来る。これが無意識の判断である。
里芋の大きな葉には微少な毛が生えていて撥水効果があるため水滴が弾かれてしまう。
水銀のようにコロコロ動くのはそのためだ。二つあった水滴が風で揺られて合体した。

それを見ていた子供が叫んだ。「1+1が1になった!」さあ、この表現は正しいか?
殆んどの文系の人は間違いと感じる。大脳には1+1=2が記憶されてしまったからだ。
自然には1と云う数字は存在しないのだ。代わりに脳は一つと云う概念を作り上げた。

正確には「一つ在る」と云う概念だ。区切りがあり、次があれば一つと定義が出来る!
大きさに依らず1本の木、1個の石、1匹の犬、1羽の鳥、一人の人間、一粒の種等々。
この概念が胎児の耳に響く母親の心拍によって脳の形成期に出来ると言うのが結論だ。

聴覚が心拍を1回と認識することから全てが始まる。無意識の判断を疑ってみる事だ。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学問

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。