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[2013年07月30日] 被災地を思う仙台ゆかりの演奏家の演奏を聴く [音楽と感動]

[2013年07月30日] 被災地を思う仙台ゆかりの演奏家の演奏を聴く

今日は千種駅近くの5/Rホールに行き、標題のコンサートを聴いた。
仙台は学生から交響楽団やテニス、ゴルフと研究・労働した場所だ。
私の人格形成に一役どころか何役も買った所だが大地震の記憶もある。

昔1978年の6月12日に起きた宮城県沖地震は震度7.4だった。
2年前の東日本大震災では近くの郷里の浜が大津波で壊滅したのだ。
家が流され重油による火災が寒い冬の陸前高田や港を襲い人を呑み込む。

避難した場所から撮影した生々しい動画は今でも脳裏に焼き付いている。
復興支援を願う人々はいろいろな形で何かをして元気づけようとする。
仙台市在住の相澤やよいさんが始めた「祈りを込めて」の7回目の演奏会。

1曲目はピアノでバッハのパルティータ第2番(長谷川美玲)だ。
今月11日にキム・ソヌクのパルティータの第1番を聴いている。
だから注文も付けたが次第に各部の旋律が浮かぶようになり訴える曲だ。
ただ心から楽しみたいのは山々だがいつになってもはらはらどきどきだ。

続いて2曲目はヴァイオリン(大岩亮子、Pf 坂川映子)で2曲。
先ず、クライスラーの「テンポ・ディ・メヌエット」
次にストラヴィンスキーの「イタリア組曲」は目新しい作品だ。

続いてブラームスのピアノ(坂川映子)で曲は、
「ヘンデルの主題による変奏曲とフーガOp.24」は熱演だ。

休憩の後はクラリネットでウエーバーの「大協奏的二重奏Op.48」
元仙台フィルのクラリネット主席奏者だった日比野裕幸氏(現宮教大教授)
とピアノが相澤やよいさんで息の合ったデュオ。いい音色でうっとり。

最後はモンティの「チャールダッシュ」を大岩、日比野、坂川の3人で。
暖かい拍手に応えて、アンコールに沖縄の歌「きび畑」で締めくくった。

終わってロビーで全員と挨拶、自然な空気、同郷とはいいものだ。
特に日比野さんとは大勢の音楽仲間が共通していて仙台に帰ったみたい。
仙台シンフォニエッタの指導もされているとのこと。再開を約束した。

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