[09月13日#1] 仏経済学者が問題は原子力の管理？意図が明白

[09月13日#1] 仏経済学者が問題は原子力の管理？意図が明白

■ジャック・アタリ氏「問題は原子力の管理」 (毎日新聞 - 09月13日 18:25)
http://mixi.at/aeJ5vBI

仏の経済学者ジャック・アタリ氏が「問題は原子力の管理にある」と言ったという毎日の記事だ。
仏は原発を売込み輸出する主要国だ。脱原発に向かう流れを阻止しようとする意図が明白だ。
毎日の宮川記者には見抜けない。経済学者という肩書きに弱い。原子炉工学の立場を無視。

核の平和利用と言いながら使用済み核燃料をどう貯蔵保管するのかの視点が欠けている。
石原都知事が日本は大量のプルトニウムがあるのだから核武装すべきだと主張したのだ。
ゴミ処理場を考えてみる。誰もがその必要性は認める。しかし自分の家の傍には来るなだ。

今回の原発事故は溜め込んだ使用済み燃料が発熱をし続けることをやっと国民に教えた。
どんなに加工しても高い放射能レベルは下げられずガラスで固めて地下深く保管し続ける。
宇宙に捨てたら、海溝深く沈めたら、噴火口に投下したらなどと素人が言うのと変わらない。

全部禁止条項。原発推進派はこれまで安全神話も含めて世論工作により国民を欺いて来た。
大いなる詐欺。米仏と日本の経済界と保安院やエネルギー庁の官僚それに旧自民党政権。
大地震の脅威を目の当たりにして何とか言い逃れようと必死のマスコミによる世論操作だ。

毎日ともあろうものが。しかしジャーナリズムも資本主義には勝てない。デスクに叱られる。
NHKも然り。菅首相退陣表明でテロップを流した早とちり。あれで経団連との癒着がばれた。
資本主義であるから利潤追求は当然に見える。しかし一般庶民を危険に晒す裏の面を持つ。

だから国民に危険を知らせない。安全だと言いくるめる。支配される国民は平和に騙される。
いい指導者が欲しいと考える。民主主義は名目だけということを知らない。指導者など不要！
もし指導者を作れば必ず私利私欲に走る。官僚が堕落腐敗する。組織力で大臣を操作する。

富を築いたものが財界人として尊敬を集める。その富を守るための政治が実質支配をする。
マスコミの言動にはよくよく注意が要る。民主政権を潰して原発利権を守りたいと言っている。
海水を汚染しても報道しない。半年も経ってからたった3ページの黒塗り文書の記事を書く。

更迭と言いながら高額退職金の次官や院長。資本主義は女性を無力にして民主主義と言う。

タグ：脱原発 安全管理？ 使用済み核燃料 環境破壊