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[09月19日#1] 何でも説明してしまいたい性癖? [音楽と感動]

[09月19日#1] 何でも説明してしまいたい性癖?

台風が二つ来ているのに朝から快晴で残暑模様。早朝テニスを昼過ぎまで楽しんだ。
昨日のオーケストラがまだ鳴っている。ワグナーの「神々の黄昏」。外山さんの指揮!.
兎に角気分が爽快。ベートーヴェンの8番を振った後でワグナーの大曲を振ったのだ。

それなのに汗を拭うでもなく普通の態度。それが昨日から頭を占有している。なぜか?
大概の若い指揮者なら大振りが熱演になる。外山さんの場合は違うのだ。品がいい!
テニスをしながらずっと考える。これが早朝テニスの醍醐味だ。他の連中は構わない。

テンポが遅かったからか。確かにベト8は突っ走る感じは無かった。しかし遅くもない。
恐らく動きの無駄を排除した結果、最小の滑らかな動きで団員に指示をしていたのだ。
それにしても聴衆の側からは指揮棒はよく見えないが左手が大きく弧を描くと美しい。

或いは両足を揃えて端正に立って振る。トークの時とは違い背丈が大きく感じられる。
そうかと考える。音楽は指揮者のための音楽なのか?指揮者がオケに媚びるのか?
名古屋のいや全国のアマオケが是非とも参考にすべきだ。演奏者側だけの楽しみ?

最初の挨拶の時、重い楽器を背負って坂を登って来るのを見ると実に大変だと思う。
けれども授業や練習ではびしびし鍛えてここまで来ましたと。学生は甘えていない!
オーケストラとは弦楽器にとって恐ろしい組織だ。弓の動きと指の動きが比較される!

ボーイングは譜面に書き込んで練習する。しかしビブラートは個人任せになりがちだ。
勝手なビブラートは音を打ち消し合ったり濁らせたりする。かけないと美しくならない。
楽器の良し悪しも影響するのは明らかだ。ホールも聞く場所にもよるが平均での話だ。

後でプログラムをよく読んだらそうそうたる指導陣ではないか。そして参加していた?
これでは最近すごいオケを聴いていない我が耳にとりN響以上に聞こえたのも当然!
いや、やはり指導がいいのだ。弦の素晴らしい先生方はよく知っている。外山方式は?

外山氏は80歳とお聞きした。世代を超えた指導と生まの演奏による実証は科学的だ。
音楽は勿論芸術だがこれまで科学と接点は見出せなかった。しかし脳科学が扱える。
なぜ感動を与え癒しになるのか?勇気が湧く、共感する、優しくなる等文明に必要だ。

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