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[11月02日#1] なぜ賢いとずる賢いがあるのか [頭が良くなるか]

[11月02日#1] なぜ賢いとずる賢いがあるのか

頭が良くなるためのヒントを提供して来た。だが頭が良くなるとは、ずる賢くなることだ。
狡猾とは善良な相手を騙して損をさせ自分が得をすることだ。本来は悪いことだよね?
なぜ嘘を付くことや他人を騙すのが悪いことなの?それはね、信用第一だからなのよ。

ふーん、なぜ、信用が第一なの?うるさいわね、自分で考えなさい。今に分かるわよ!
戦国時代や戦争の後に統治の時期になると見かけ上は平和だ。闘争心が姿を変える。
どの支配者も商人と組んで富を集め更に武力で富を蓄積しようと企む。現代でも同じだ。

貿易も外交も国益のぶつかり合いだ。商人としての悪知恵が金儲けのために使われる。
中国の故事は真実を見抜いて現代に於いても生きている。矛(ほこ)は槍に似た武器だ。
ある所に矛を売る商人がいて、この矛はどんな堅い物も貫くのできっとお役に立ちます。

じゃ盾も見せてと客が言う。この盾は頑丈でどんな矛も防ぎますで、と云う。見破れる?
この盾を先程の矛で突いたらどうなるかなと商人に問うと答えに詰まる。矛盾の謂れだ。
普通は商人とは口先で騙すから要注意だという譬えに用いられるが、本質はもっと深い。

数学の証明法に背理法がある。自乗すると2になる数√2は無理数か有理数か証明せよ。
あっ知ってる!もし有理数だと仮定すると分数で表せる。2乗すると2だから偶数だ云々。
既約分数でなければならないのにそうならない。結局、最初の仮定が間違っていたのだ。

これが論理だ。賢いかずる賢いか、善か悪か等々は出発点に於ける仮定が隠れていた。
庶民には嘘を付いてはいけない、真面目で善良が一番、信用が第一という倫理を強いた。
支配する側がエリート意識を持ちどうせ庶民には力がないと庶民を侮る。世論工作をする。

不満の声を聞いても嘘を付いて庶民を騙す。庶民は諦めざるを得ない。いつ爆発するか?

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