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[11月15日#1] 働かない自由だって? [脳の仕組み]

[11月15日#1] 働かない自由だって?

言葉の綾か、揚げ足取りか、真の自由とは何か考えてみよう。自由資本主義を検証するのだ。
数理的脳科学がどこまで人間社会を掘り下げて圧倒的多数の人々の幸福に迫れるか見るのだ。
なぜそれが出来るか。その理由は脳と心の仕組みが本質的に本能に関わっているからなのだ。

本能の本質を見極めない限り人間の行動を説明出来ない。欲求や欲望と期待が行動の起点だ。
そして学習と記憶が関わる。行動を決定するには快感が得られるように選択することになる。
これが本能だ。その目的は宿命の死を超越し、子孫を残して繁栄すると云う植物的なものだ。

数理的脳科学だけが本能を扱える理由は英知パラダイムに基く論理的推論法が不可欠な為だ。
具体的に言うと学問研究には疑問が発生する必要がある。問題提起があって謎解きが始まる。
数理科学は数学の上に立つ論理的な学問であり必ず最初に取り決めがある。約束して始める。

いずれ判るが脳は騙し易く騙され易く出来ている。だから約束を守る取り決めが必要になる。
数学の役割をこう捉えることで数学が身近になる。政治や法律、ゲームやスポーツに共通だ。
昔から現在の自由資本主義に到るまで、支配者はこの考えを取り入れて庶民を支配して来た。

即ち、庶民には約束事を適用して守らせる。嘘や盗みはいけない。善良で勤勉であること等。
宗教を巧みに利用する。悪事を働くと地獄へ堕ちる。善行を積むと天国へ行けると脅迫する。
迷信と云う高等戦術を使って幼児教育を行う。北向きに寝るな、カラスが3度啼くと不吉等。

殆どの人々は寝る子は育つと信じ込んで疑わない。歳を取ると眠る必要がなく朝早く起きる。
矛盾していることをいかにして見破るか?その例を人はなぜ働くのかという問い掛けで示す。
支配する側は何とかして庶民を働かそうとする。年貢が税金に変わってもそれは変わらない。

エネルギーを消費する生き物は全て出来たら働きたくない。金持ちのドラ息子は放蕩に走る。
だから平等に働くように仕向ける。勤勉が一番。怠けてはいけない。働かないと食うに困る。
物々交換から始まった商取引は、元々共通の価値観に立ったギブアンドテークが原則だった。

それが狡猾な商人の出現で均衡が破れ、富が偏る。力関係を利用して商人が益々富を殖やす。
賢いのとずる賢いとは違うと考えるうちは庶民だ。愛の国と言うのも騙しだ。原爆を使った。
飛散した放射能物質は無主物と東電が主張する。因果関係が明白なのに国民は騙される儘か。

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