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[2013年06月28日] 本能はなぜ闘争に向かうか?恐怖心と知能の謎(その5) [本能]

[2013年06月28日] 本能はなぜ闘争に向かうか?恐怖心と知能の謎(その5)

本能について執筆中のところへ、図らずもまた戦慄するような事件が起きた。
無防備の小学生の下校時を狙って逃亡用の車で近づき、無差別に切りつけた。
最近の犯罪は動機の見極めが従来の方法では出来ないと考え参考に提案する。

動物が群れを作る理由は種の保存に都合が良いからだが人間にも当て嵌まる。
敵から襲われたら犠牲を少なく出来るし繁殖や子育てにも都合がよいからだ。
然し集団社会には短所もあり人間の場合は特に危険な戦争に発展し得るのだ。

脳の構造と意識が深く関わった問題で、これまで誰も気付かなかったものだ。
基本的なヒントはデュアル構造と階層構造を取る組織化と支配被支配本能だ。
脳の判断プログラムには支配本能と被支配本能が共に組み込まれていたのだ。

それにより小脳の人格がなぜ自分を主格と誤認識するかの理由が説明出来る。
本当の主格は小脳を活性化するが姿を見せない。感情で小脳を制御している。
自律神経系の障害が発生すると通常の痛みとは異なる苦しみを緊急に伝える。

陰にいる第一の人格が種の保存本能を組み込んだプログラムで支配している。
我々が自分を意識するときの自分とは支配されている第二の人格だったのだ。
陰の人格は第二人格に学習をさせて自分の知識にするので本能が隠れるのだ。

集団社会では理性と称して規則を作り本能のままに行動するのを取り締まる。
しかし理性が備わったかどうか外観からは判断が出来ないため犯罪が起きる。
社会は常に犯罪と戦う警察組織を必要とする。争いは本能的なものだからだ。

然し警官は誰が保証するか。理性の問題はジレンマとして社会につきまとう。
これ迄は二重人格は異常と思われて来たが偏見で人は潜在的に二重人格者だ。
だから性犯罪も無くならないし無抵抗な弱い小学生を襲う犯罪も起きるのだ。

事件が起きる度に再発を防ぐにはどうするか議論が出るが、防げないでいる。
根本に人間の二重人格性があり理性を教え込む家庭の躾教育が緩んだためだ。
本能を抑える理性には我慢や忍耐心をトラウマになるまで躾ける必要がある。
(続く)
I present my serious concern of the human destiny that the wisdom or
intelligence may be defeated by the instinct.

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